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いつも、もっとこうしてあげたいな〜って思ってた。頼りにされてると、より何かしてあげたいものなのだ。

でも、『安心で楽しい♪』には上限がなく、環境も適した方法もそれぞれだし、買えばいいってもんじゃなくて、やっぱり実際の行動で「何とかしたい」って気付くのだ。そう思ったら、もう「わっせ、わっせ!」と体を動かしていた。買ってすぐ捨てるような物もあったけど、さくら本人に聞いて手作りや工夫して準備したものも多い。

些細な事でも「やって良かった!」がいっぱいあった。「私って流石♪」って思うと、側でさくらも「すごい!すご〜い♪」って喜んでくれた。そんな、『試行錯誤』の色々を紹介します。



車用ステップ

今までスポーツカーばかりだったので、さくらは乗り降りが楽だった。震災直後に乗り換えた普通の車?は車体が高く、大好きな車に乗りやすいように、ダンボール箱で階段を作ってあげた。滑り止めシートも敷いた。

乗る時は前肢の着地点として使ってくれた。最初は2段、その後3段にしてあげた。

13才〜15才前半まで大活躍。15才後半は、ターボ走りを避けるためノーリード中止令を出した。

獣道

14才直前に窓際にヨガマットを2枚敷いてあげたら、おもちゃを持ち込んだり、ずっとそこで遊んでいた。

腰も微妙に下がってきた15才を過ぎ、窓際以外もさくらの動線に合わせて全てヨガマットを敷いてあげた。

さくらは、びっくりするくらい飛び跳ねるように走って喜んでいた。普段歩く時も、獣道から殆ど出ない。


安くて滑らず掃除もしやすく重宝した。

スローブT

13才前の健診でのレントゲンを見て、いつもベッドもソファーも飛び乗っているけど、老後のためにそろそろ環境を整え始めようと思った。

まず最初にスローブを買った。約2,000円だけど、これが安定感がなくて、全然使ってくれなかった。私がしっかり押さえればいいけど、さくらが1人の時は逆に危険。小さい子向きかも。

あと、スローブは降りた時に前にスペースがないと、途中で飛び降りるはめになる。長さが短いと高さがあって勢いが出るし、長いとスペースも必要だった。

スローブU

13才半、作りがしっかりしていて、角度も変えられるものに変えてみた。約3,000円。歩き方を教えたのですぐ使ってくれた。リビングのソファー用に2つ目を買った。

だが、使ったのは最初だけ。右の画像は購入後既に1年経過しているが使わない。飛び乗る力があるので必要としないと思っていたが、違っていた。

だって、殆ど動かなくなっても、帰宅時のお迎えや私の様子伺いで1日に何度か飛び乗っていたからだ。体力がなくても、ここに乗りたい一心のみ。

お出掛けセット(職場用)

定時以降や休日出勤で1人になることが多く、さくらが心配だし、私も正直怖いしで、さくらは同伴出勤が多かった。

震災以降は、時々他の人がいてもさくらを机の下に隠していたり、自宅以外で多く時間を過ごした場所でもある。

だから、キャビネットには、さくら用のマット(この時はヨガマット)、飲み水用の器、オシッコシートの3点セットは常備していた。いつ連れてきても大丈夫だった。

掃除用具

レンタルモップは勿体ないので解約した。クイックルワイパーで使い捨てのウェットシートも勿体ないし、手拭きより力も入らないし、さほどキレイにならなかった。

そこで、フカフカのゴルフのヘッドカバー(クラブ一本一本ではなく、まとめて被せる方)に切り目を切れて付けたら、静電気でキレイに抜け毛が付き、簡単に掃除が出来る事を発見した。

ヨダレと肉級の脂は、堅く絞ったファイバークロスに交換した。やはり厚みがある方がよれずに汚れが落ちた。

健康管理セット

冷蔵庫には薬箱&投与セット、ご飯の横にはサプリ&ふりかけセットを常備。それぞれ使い勝手も考慮した。

シリンジは薬を簡単に投与できる優れもの。失敗もしない。

ふりかけの種類は、食欲増進なのでさくらに相談して決めた。似たようなものも左右に持って差し出し、先に食べたメーカーにした。特別食にしてからの食い付きの悪さを解決できた。

ふりかけ

ふやかした固形、固形、時々ウェット、特別食と変わり、おそらく13年間は殆ど固形だった。

15才を過ぎてからは、ふりかけ用のササミは市販ではなく手作りに変えた。理由は栄養価が高いため。全く自己流だけど一週間分を1日分ずつ分けて冷凍し、その都度解凍した。

毎回1時間以上かけてササミをほぐしていたが、途中からフードプロセッサー使用したらアッと言う間にできた。

ワイヤーロープとポール

ドッグワイヤーもポールも市販品だけど、ポールはしっかり埋め込んだ。その方法が自慢!

ご近所で新築工事が始まり、知らない大工さんにプロの工具を借りに行ったら、大工さんがなんと家に来て埋めてくれた。

「埋めるのはいいけど、これで叩くともう抜けないよ。」と言われた。

ほねっこ

おやつのほねっこは大好きで、貰う時も奪い取り、あんぐあんぐと食べていた。私も多くのお店で価格を見て、ぜ〜んぜん違うことも知った。お店によって強い弱いのメーカーがあるようだ。

13才半に消化されない時があったので、負担のないよう薄く切ってあげた。左は始まった時、右はその1年後どんどん薄くなった。包丁の痕で手が真っ赤になったけど、大好きなほねっこが食べられた。

w/dとi/d

主食は各お宅で違うし、これが絶対もないし、シニアに切り替える時は結構考えた。そしてお腹の弱いさくらに合った特別食を使った。

w/dは少量ずつ混ぜた時で、変色が早く1回分ずつラップしておいた。メインになった時はi/d。原料の色が口の周りにつき赤くなり、拭いても拭いても中々色が落ちなかった。でも、お腹の調子には即効だった。