 |
あたちは、5歳2ヶ月にして、初めて血液検査をしたんだよ!
ワンワン商工会の健康診断も、犬社会の成人病健診も、もう少し年をとってからでも、大丈夫と思っていたからね。
今回経験してみて、血液検査の項目とそれに伴い代表する症状や状況がよくわかったから、実際のあたちの数値も含めて紹介するね。
|
検査項目 |
あたちの結果 |
正常値 |
増加する代表的な場合 |
減少する代表的な場合 |
TP総蛋白 |
6.5g/dl |
5.0-7.1 |
感染症、脱水、腫瘍 |
栄養不良、腎障害、出血、肝不全、胸水、腹水 |
Albアルブミン |
3.6g/dl |
2.6-3.9 |
脱水 |
飢餓、出血、肝不全、胸水、腹水 |
Glu血糖 |
103mg/dl |
79-131 |
糖尿病、慢性膵炎、食後、副腎皮質機能亢進症 |
膵島癌、飢餓、インスリン投与 |
BUN尿素窒素 |
16.3mg/dl |
9.1-31.9 |
脱水、副腎皮質機能不全、腎障害、心不全、消化管出血 |
蛋白欠乏、肝障害 |
Creクレアチニン |
0.8mg/dl |
0.5-1.4 |
尿路閉塞、腎障害 |
筋肉減少 |
AST(GOT) |
25U/l |
16-49 |
肝障害、筋炎、心損傷、肝壊死、肝炎 |
肝硬変 |
ALT(GPT) |
20U/l |
23-89 |
肝腫瘍、肝壊死、肝炎、薬物中毒、急性膵炎 |
肝硬変 |
ALP |
114U/l |
68-318 |
肝障害、胆嚢炎、若齢、ストレス、ステロイド、てんかん薬治療 |
− |
TBil総ピリルビン |
0.1mg/dl |
0.3-0.9 |
肝細胞閉塞、溶血 |
− |
TCho総コレステロール |
275mg/dl |
70-303 |
クッシング病、糖尿病、食後、甲状腺機能低下、肥満 |
低脂肪食、肝疾患、飢餓 |
NH3アンモニア |
ug./dl |
0-151 |
肝障害、食後 |
− |
Naナトリウム |
15 mmol/l |
137-150 |
脱水、浸透性利尿剤 |
下痢、慢性肝機能障害、鬱血性心不全、嘔吐、多尿 |
Kカリウム |
5.5mmol/l |
3.4-5.2 |
溶血、ショック、副腎・腎機能障害 |
摂取不足、嘔吐、下痢、排泄量増加 |
Clクロール |
11 mmol/l |
102-117 |
脱水、副腎皮質機能不全を伴う疾患 |
嘔吐、慢性腎臓疾患、利尿剤投与 |
PT |
7.5 s |
- |
− |
− |
APTT |
45.4s |
- |
− |
− |
|
内緒だけれど、あたちはNa・K・Clが異常だったんだ(/_;)このほかに、ミクロフィラリアとフィラリア成虫抗原と、総白血球数の詳細もわかったよ!これについては異常なし!
例えばあたちの総白血球数の18,800個の数値の中で、桿状核好中球1,316個と分葉核好中球14,100個で、もう体に異常があるとわかったんだよ(;_;)
あたちの飼主は、自分とあたちの血液検査と比較していたけど、何かわかったのかな〜正常値は犬も人間も大差ないって言ってたけど。。。
あっ、あたち達犬にも血液型らしきものがあるとも言ってたなぁ
補足
知らんかった!正常値とは何のデータでも同じかと思っていたら、同じも項目でも分野によって違っていた。まぁ、ここまで気にすることはないけど、刺激的だった。
|